gorillarigo’s diary

Twitterの140字以内で表せない話をつらつらと書き綴ります。

蛇足 小噺のネタ

【無駄に詰めたネタバラシのコーナー】

 二日続けて取り留めも無い文章を書いていたが、実は麻雀要素をちらほら散りばめている。正直気づかなくてもどうでもいいかもしれんが、解説をしてゆく。

【積み木のゲーム】

 このゲームはもちろん麻雀をオマージュしている。麻雀の手作りは「あるもの」に似ているな、と私は考えているため、それのイメージを残しつつ、物語を進めていく上で便利な物が積み木であったため、積み木のゲームとした。積み上げては無駄に、あるいは点になるこの作業はよくよく考えれば発狂ものだなとは思うが、私は途中で考えることをやめた。気にせずゲームを楽しもう。

 ところで、私が連想した「あるもの」とはズバリ、「賽の河原」である。知らない人はググってみてね。我々は永遠に積み終わらない石を積み続けている。

(その他)

四喜(スーシー)小学校:役満大四喜、四喜和(スーシーホー、小四喜とも)より。麻雀用語でバレにくい用語を入れようと思ったとき、一番便利な言葉として選んだ。最初は一向聴イーシャンテン)小学校にしようとしたが、まず読めんし、読めたら一発でバレてしまうので変えた。どうでもいいが、私の知っているお店で喜和という所があって、私は完全にシーホーだと思ったので、麻雀好きな店主なのかなと思っていたら読み方がキワだった事がある。私はあの店を決して許しはしない。

ゲームのルール:麻雀のルールを大雑把に解説するとどうしてもこんな感じになる。やっぱりドンジャラとかの分かり易さはすげえんだなと思う。点数はもっと細かいが大体そんな感じ。点数計算を覚えよう!なんてしなくてええんやそんなこと。

A君とC君:積み木で哭きを表現するのはほぼ不可能なので、順番に並ぶとAの対面に来るであろうC君にスポットを当てている。現実の麻雀ならポンやロンは下家や対面相手にも出来るため、実は案外どうでもいい。

イメージされる役:C君は役満、A君は喰いタンをイメージしている。話は変わるが他家の役満聴牌タンヤオで流す例のCMが私はめちゃくちゃ好きである。

戦争と平和ピンフ)】

 トルストイとの関係は一切無い。初心者が覚えるのに一番苦労するし、覚えないと困るあの役の話である。この話はそもそも最後の一言が書きたいためだけに物語を肉付けしただけの非常にしょうもない話である。書き終えて思ったが、この話のオチは麻雀がそこそこ分かってないと何を言っているか分からないし、仮に分かるとしたら多分その人はおっさんなのだ。昔のギャグが若い子に伝わらない悲しいおっさんの気分だ。

 この物語は先述の通り、「ピンのみはダマ」この言葉が全てである。

 麻雀で手役を作っていき聴牌(あと一枚でアがれる状態)になったときに、その手役がピンフしかない場合、つまりドラやタンヤオもない三色もない、といった時にはリーチをかけずにダマテン(アがれる状態になっているかが他の人には分からない)にせよ、という一昔前のセオリーが元ネタとなっている。現在ではそんなことはないが、解説がとてつもなく面倒なので割愛する。麻雀初心者がこれを言われたなら無視でよい。

 私はこの言葉が死ぬほど嫌いなので、この言葉をネタにしたというわけである。麻雀というゲームは心が荒むのが当たり前のゲームなので、結構セオリーや責任の押し付け合いになる。全無視でええねんそんなもん。